タイプで違うボクシング選手
ボクシング選手には、それぞれファイトスタイルがあります。大きく分けるとインファイターとアウトボクサーで、インファイターはフットワークはあまり使わずにアッパーやフックなどを使い接近戦を好みます。
アウトボクサーは相手と距離をとってフットワークとジョブを駆使したヒット&アウェイ戦法が得意なボクサーです。ほとんどのボクサーはストレートなどの中距離で威力を発揮するパンチを好んで打ち、カウンターでKOを狙います。蝶のように舞い蜂のように刺す選手も代表的なアウトボクサーです。
ボクシング選手がどのタイプのファイターなのか分類するだけでも、戦法がわかりやすくなって面白くなりボクシングの魅力が感じられるようになります。
単にパンチをしているだけのスポーツとしてではなく、どんな守備と攻撃スタイルを持っているのかを把握することで今度の試合はどちらが有利かなどがわかります。
パンチスタイルやディフェンススタイルもそれぞれ特徴があるので、細かく分けて見てみるといいでしょう。軽やかなフットワークを見たり、強烈なパンチを繰り出す姿を見ているだけでも興奮できます。頭を使いながら見れば、ボクシングの魅力は一層大きくなります。